カープのエルドレット選手が15日、西武戦で負傷しました。

3回の打席で1塁に全力疾走した際に右ハムストリングスを痛めた模様。

16日に広島市内の病院にて検査したところ、「右大腿二頭筋挫傷」で加療2~3週間と診断されました。

今日から3軍でリハビリをするようです。

<肉離れ>

右大腿二頭筋挫傷とは簡単に言えば右太もも裏の肉離れです。
今期ルナ選手も痛めた個所です。

急に走ったり、ジャンプした時の動作で、筋肉が強く収縮されるために、筋繊維の一部に損傷が生じたものです。

・症状

発生直後から痛みの為に歩行が困難になります。
損傷を受けた筋の部位に圧痛があり、ハムストリングスの場合は膝の屈伸運動で抵抗を加えると痛みが増強します。

・治療

受傷直後はアイシングと、包帯で圧迫を加え、損傷を最小限に抑えます。
3~5日で痛みが軽くなってきた頃から、患部を温めストレッチを始め筋の拘縮を予防します。
さらに少しずつ抵抗を加えながら膝の屈伸運動を行います。

膝の屈伸動作がスムーズにできるようになったら歩行訓練から徐々にジョギングへ進め、さらにスピードをアップしていきます。

・復帰の目途は?

医師の診断で加療2~3週間といわれているので、実戦復帰までは1か月はみといた方がいいかもしれません。
同じ症状だったルナ選手も一軍復帰まで2か月かかったので、症状が軽いといっても時間はかかりそうです。

ただ元々、両足裏の痛みを抱えながらプレーしていたので完全に治してから復帰して欲しいです。
丁度いいタイミングでルナ選手も復帰し、昨日西武戦でタイムリーを打ってくれました。

チームが調子いいので焦らず治療に専念して欲しいですね。