交流戦も今日で終わりました。
カープにとって交流戦は毎年失速する原因の一つだったのですが、今年は過去最高の成績で終わることができました。
今回はカープの交流戦についてまとめてみました。
<カープ交流戦の歴史>
交流戦は2005年からスタートしました。
下記にカープの成績をまとめます。
2005年 11勝24敗1引き分け
2006年 16勝20敗
2007年 5勝18敗1引き分け
2008年 13勝11敗
2009年 14勝9敗
2010年 10勝12敗2引き分け
2011年 6勝16敗2引き分け
2012年 10勝11敗3引き分け
2013年 11勝13敗3引き分け
2014年 9勝15敗
2015年 9勝9敗
昨年までの通算成績 114勝158敗12引き分け
酷い成績ですね~(笑)
昨年まで勝ち越しているのは2008年と2009年の二回だけです。
通算借金は44ですから、いかにカープが交流戦で失速しているかがわかります。
<2016年の交流戦成績>
2016年は11勝6敗1引き分けで2009年と同じ過去最高勝率です。
しかもセリーグでは1位の成績です。
2009年はヤクルトが交流戦1位でカープは2位でしたので結果としては過去最高の成績と言ってもいいでしょう。
・具体的な成績は
11勝6敗1引き分け 勝率.647 得点61 失点57 本塁打15 盗塁20
打率.249 防御率3.06
・好成績のポイントは
今年の交流戦はソフトバンクやロッテなどの強いチームに3タテをされなかったのが大きいです。
ここを何とか1負け越し(ソフトバンク1勝1敗1引き分け、ロッテ1勝2敗)でしのげたので後のカードが楽になりました。
そして何より凄いのが鈴木誠也選手の活躍です。
最後のオリックス3連戦は神がかっていました。
3試合とも負け試合をひっくり返す本塁打はカープファンを熱狂させました。
・鈴木誠也選手の交流戦成績
その鈴木選手、交流戦全体でも大活躍でした。
打率.381 安打24 本塁打4 打点13 得点圏打率.400
この活躍なら普通、交流戦MVPも狙えそうですが、交流戦優勝したソフトバンク城所選手も同じような活躍をしているので今回は厳しそうです。
<最後に>
今年の交流戦ではカープが唯一セリーグで勝ち越しを決めました。
その結果、セリーグ順位は1位をキープし2位巨人と6ゲーム広げることができました。
普通ならこの時期に2位と6ゲーム差があれば優勝の二文字が見えてくるのですがカープというチームは油断が出来ません。
一度怪我人が出たりスタメン選手の不調が目立ちだすと一気に連敗するチームです。
1996年のシーズンに11.5ゲーム差を巨人にひっくり返されたのは今でも忘れられません。
なのでこれからのカープは好調だからといって調子に乗らずに、1つ1つ勝利を積み重ねていって欲しいです。