現在自宅開業目指して準備中です。
起業を考えている方にとって一番頭を悩ませる問題は資金調達だと思います。
私もいろんな人から資金調達のアドバイスを貰いました。
一番よく聞くのが新創業融資制度を利用することでした。
そこで今回、新創業融資制度のメリットについて徹底的に調査してみました！
整骨院だけじゃなく他の業種で開業される方にも役立つ情報だと思うので是非お読みください！
＜新創業融資制度とは＞
この制度は日本政策金融公庫の新規開業者向けの融資制度です。
「日本政策金融公庫」は政府系の金融機関です。
その目的は、「経済の発展や国民の生活が安定するための政策を実現するため」だそうです。
注目すべきは、この機関は税金を使い起業や独立をサポートするための融資制度が豊富なことでしょう。
その中でも特筆すべきなのが新創業融資制度でしょう。
資金を融資してくれる制度の中では使いやすく、売上や利益などの実績がなくても特別に事業資金を借りることが出来ます。
対象となる業種は、金融業や風俗業を除く全ての業種です。
「新創業融資制度の特徴」
・生計を別にする第三者の保証や、不動産担保が不要
・会社で借入する場合に必要とされる、会社代表者個人の保証も不要
この二つが最大の特徴です。
「どういう人におすすめ？」
・新規開業資金が少ない人
・ある程度の自己資金は用意出来ているが保証人をお願いするあてがない人
・事業を開始するまで十分な時間が取れない人
これらに当てはまる方は「新創業融資制度」を検討することをおすすめします。
＜新創業融資制度のメリット＞
・無担保無保証で最大３０００万までの融資が可能
これはこの制度で一番のメリットですね！他の金融機関では無担保無保証はまず無理です。しかも連帯保証人不要で3000万円まで融資可能とは！
因みに整骨院の開業には大体500万円から1000万円までの資金が必要とされるので、この制度を使えば余裕で資金難はクリア出来ます！
・起業家に対しての融資が積極的
これはこの制度を利用している日本政策金融公庫が新たな企業をサポートする機関であるためです。
そのため銀行などの金融機関で融資を受けるよりもハードルが低くなります。
いくらいい制度があっても利用できなければ意味ないです。
その点この制度はお金や信用がまだ足りてない新規事業者にもチャンスがあります。
・融資を受けるまでが速い
融資の申し込みから融資実行されるまでの期間が非常に短く、約一か月程度です。
なので起業に際しての計画が立てやすく実際に事業を始めるまでの流れがスムーズになります。
特に私のような店舗を持って開業する人は物件取得や内装工事などの準備があるので速く借りれのは助かります！
・金利が低い
融資期間5年以内ー基準利率2.40
融資期間19年超20年以内ー基準利率2.70
（平成28年2月10日現在、年利％）
事業者が新規で銀行などの金融機関で融資を受けた場合、平均で年利5％ぐらいにはなります。
新創業融資制度では審査が通りやすい割に年利が銀行の半分以下になります。
例えば100万を５年借りたとしたら1年で２万4千円の利息になります。
大学の奨学金並みに低いですね～（因みに私が借りた奨学金は年利3％でした）
・自己資金が少なくても融資可能
事業全体にかかる金額の1/10の自己資金があれば融資可能
他の金融機関で融資を受けようとしたら融資希望額の1/3の自己資金が必要な場合が多いです。
自己資金の少ない貧乏人の私なんかには本当に助かります！
「新創業融資制度にデメリットはあるのか？」
今まで新創業融資制度のメリットばかり書いてきました。
しかし物事には光があれば影が必ずあります。
デメリットも調べてみたら一つだけありました。
・自治体の制度融資に比べると金利が高い
自治体の制度融資は、各種優遇措置を実施している場合があるので実質利率が低くなることがあります。
地域によって異なるが1％未満で融資が受けられ制度もある。
しかし業種によって利用できなかったり借り入れ条件が厳しかったりします。
トータルでみたら明らかに新創業融資制度の方が使い勝手がいいです。
金利が高くなるといっても約1.5％ぐらいです！
もっとデメリットあるかなと思ったら私が調べる限りこんなもんでした。
やはり新創業融資制度はメリットが多くデメリット少ない素晴らしい制度です！
お金のない新規事業者にとっては救いの手となる制度などで是非とも利用していきたいですね！
